制作巧緻性問題キット「ちぎりセット」 DVD付
制作巧緻性問題キット「ちぎりセット」は、幼児の巧緻性と思考力を鍛えるための魅力的な教材です。さらに、DVDも付属しており、使い方やアイディアの提供に役立つ様々なヒントやテクニックを学ぶことができます。また、この「ちぎりセット」は、はさみを使わずに切る作業を入試で要求される筑波大学附属小学校の受験準備としても最適です。ぜひこのキットで巧緻性と思考力を磨き、楽しい作品を作って造形の喜びを味わってください。思いがけない驚きや発見をもたらしてくれるはずです。
■本番さながらのビデオ
ビデオで先生が制作のお手本を説明します。それを一通り見てからお子様が作業に取り掛かります。ビデオは本番と同様に作ってありますので、小学校入試の制作問題に慣れてもらうためにはぴったりの問題集です。
■人の話を聞く力をつける
制作の練習は巧緻性の向上だけでなく、人の話を聞く能力と物事の段取りを考える能力の向上に有効です。制作練習のシリーズとしては≪むすび≫・≪切り折り≫・≪ちぎり≫・≪新指示理解A・B・C≫とテーマ別に4種類あります。巧緻性向上のためには苦手分野を選んで練習するのも一つの方法です。
人の話を聞く練習には≪新指示理解≫がぴったりです。また物事の段取りを考える練習にはどのテーマを選んでいただいても結構です。
■学習の進め方
ご家庭でハサミ・ノリ・セロテープ・おしぼりなどの道具を準備して、制作の材料(この商品)を机の上に用意します。パソコンかビデオをお子様の見やすい位置にセットしてスタートします。
ビデオでは材料と準備する道具の説明が始まり、その後制作の説明があります。「始めてください」とビデオの先生が言ったら制作を始めます。保護者の方は時間を計って、所定の時間が来たらやめさせてください。手順書に書いてある制作時間を厳守し、制作途中での声かけは避けて、お子様が集中して取り組める環境にしてあげてください。
出来上がったら次回のやる気を引き出すよう、必ずいい点を見つけて褒めてあげてください。評価表を参考に点数をつけて終了です。
①「ドングリのモビール」:制作のポイントは、ドングリの頭をちぎりで作るところです。わくを指示通りに切り取ることも、切る作業の学習になります。葉っぱは自分の感性で好きなように貼って楽しんでください。
②「プリン」:制作のポイントは、お花紙をちぎる作業と、リボンのちょうちょ結びです。プリンの上にかけるカラメルはお花紙で作ります。カラメルの感じを上手に出すよう、加減良くちぎりましょう。自分でも食べたくなるようなおいしそうなプリンを作りましょう。
③「やしの木」:制作のポイントは、お花紙を裂く作業と、画用紙を巻いて木の幹を作る作業です。葉っぱづくりの裂く作業で、途中でちぎれてしまわないよう注意しましょう。 裂く作業を楽しんで、やしの木の葉っぱらしく作りましょう。
④「花見」:制作のポイントは、花びららしくちぎる作業と、木の幹や階段の立体物を作る作業です。階段の折り方に注意して、山折り・谷折りを理解しましょう。顔や服の色塗りで創造性を発揮してください。
⑤「果物かご」:制作のポイントは、球体に折り紙をちぎって貼る作業と、モールをひねる作業です。ちぎられた紙の大きさは、大きすぎても小さすぎてもうまく貼れません。貼りやすい大きさにちぎるよう注意しましょう。おいしそうなリンゴを作って楽しみましょう。
⑥「さいころ」:制作のポイントは、ちぎった紙を線を守って型通りに貼りつける作業です。立方体の組み立てでは、ゆがまないように注意して作りましょう。コロコロと転がるさいころを作ってください。