制作巧緻性問題キット「新指示理解Aセット」 DVD付
①「僕の庭、私の庭」:制作のポイントは、緑の紙を草らしく切ることと、中の動物をちゃんと立たせることです。時間内に素材を選んですぐとりかかる必要があるので、判断力がいります。自分の庭を作っていることを想像して楽しんでください。
②「せみ」:制作のポイントは、全体のバランスで、立体的でせみらしく作るところです。足の幅を正しく三等分に切るところも難しいところです。全体のバランスを見てセミらしく組み立ててください。立体感のある造形を楽しみましょう。
③「ツリー」:制作のポイントは適切な場所に穴を開けること。次に指示をよく聞いて点線に沿って折ることと、ノリを貼って立体的に立つようにつくることです。
④「ジュース」:制作のポイントは上の蓋の部分を被せるようにしてうまく貼れるかどうかです。手の小さいお子様は筒の中に手を入れて押さえながら貼ってもいいですね。作業の指示をしっかり聞いて、美味しそうなジュースにしてください。
⑤「うさライオンの食事」:ポイントはモールを使って魚の形を作るところと、ヒモを通してお皿と結びつけるところです。自由に作っていい野菜は、見た人が緑色の野菜をイメージできるかどうかです。
⑥「手袋」:制作のポイントは左右が見てわかるように両手を正確に貼るところです。一穴パンチでの穴の開け方や、ヒモを結ぶところも指示をよく聞いていないと間違えます。お花紙を丁寧に広げて花を作るところも注意深くしないとお花に見えません。
■本番さながらのビデオ
ビデオで先生が制作のお手本を説明します。それを一通り見てからお子様が作業に取り掛かります。ビデオは本番と同様に作ってありますので、小学校入試の制作問題に慣れてもらうためにはぴったりの問題集です。
■人の話を聞く力をつける
制作の練習は巧緻性の向上だけでなく、人の話を聞く能力と物事の段取りを考える能力の向上に有効です。≪むすび≫・≪切り折り≫・≪ちぎり≫・≪指示理解A・B・C≫とテーマ別に4種類あります。巧緻性向上のためには苦手分野を選んで練習するのも一つの方法です。人の話を聞く練習には≪指示理解≫がぴったりです。また物事の段取りを考える練習にはどのテーマを選んでいただいても結構です。
■学習の進め方
ご家庭でハサミ・ノリ・セロテープ・おしぼりなどの道具を準備して、制作の材料(この商品)を机の上に用意します。パソコンかビデオをお子様の見やすい位置にセットしてスタートします。
ビデオでは材料と準備する道具の説明が始まり、その後制作の説明があります。「始めてください」とビデオの先生が言ったら制作を始めます。保護者の方は時間を計って、所定の時間が来たらやめさせてください。手順書に書いてある制作時間を厳守し、制作途中での声かけは避けて、お子様が集中して取り組める環境にしてあげてください。
出来上がったら次回のやる気を引き出すよう、必ずいい点を見つけて褒めてあげてください。評価表を参考に点数をつけて終了です。